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 清水、洋上風力発電施設の受注拡大を向けて欧州ゼネコンと提携

発表日:2021.09.01


  清水建設(株)は、Heerema Marine Contractors(本社:オランダ・ライデン市)と洋上風力建設分野での協力体制の構築に関する覚書を締結した。同社は、洋上風力発電建設市場の拡大をにらみ、約500億円を投じ、世界最大級の搭載能力・クレーン能力を備える自航式SEP船(自己昇降式作業台船)の建造を進めている。2021年6月には、専らSEP船チャーター事業や洋上風車の運搬・据え付け工事を手掛けるノルウェーの建設会社(Fred.Olsen Ocean)との協業に関する覚書している。今回、日本の洋上風力建設市場におけるシェア拡大に向け、同社と海外企業2社によるアライアンス構築を図り、大型SEP船の運航から風車の基礎・据え付け工事に至る一連のプロセスに関する施工体制を確立し、競争力を増強する。自社の新造SEP船と欧州ゼネコンとのパートナーシップを武器に、国内で計画されている洋上風力発電施設のEPC(設計・調達・建設)受注を目指すという。

情報源 清水建設(株) ニュースリリース
機関 清水建設(株) Heerema Marine Contractors Fred.Olsen Ocean
分野 環境総合
キーワード ノルウェー | オランダ | 洋上風力発電 | アライアンス | EPC | 再エネ海域利用法 | 洋上風力産業ビジョン | SEP船 | 自己昇降式作業台船 | 洋上風力建設市場
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