国内ニュース


 環境省、GaNやCNFの社会実装・普及展開加速化事業の採択案件を発表

発表日:2022.03.10


  環境省は、令和4年度「革新的な省CO2実現のための部材(GaN;窒化ガリウム)や素材(CNF;セルロースナノファイバー)の社会実装・普及展開加速化事業」の採択結果を公表した。同省は、実用化・製品化に向けて開発してきた革新的な部材や素材(GaN、CNF)が省CO2を達成に有効であるが、新部材・素材の性能評価や性能向上、コスト面で課題があり、未だ開発・実証が必要であることから民間事業者が単独で実施するにはハードルが高く、インセンティブも十分ではない現状であると考えている。同事業では省CO2性能の高い部材や素材を活用し、実機搭載における低コスト化技術の開発、安全性・信頼性・省エネ効果・品質向上策等の検証等を実施し、革新的部材・素材を量産向けの実製品に実装する段階の普及を支援・推進するもの。令和4年1月24日から2月14日まで公募し、審査委員会で審査を実施した結果、「超低抵抗GaNウェハを用いた高効率インバータの開発・検証(事業者:パナソニック(株)、共同実施者:大阪大学、豊田合成(株)、名古屋大学)」が選定された。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード パナソニック | 大阪大学 | 名古屋大学 | CNF | GaN | 省CO2 | 窒化ガリウム | セルロースナノファイバー | GaNウェハ | 高効率インバータ
関連ニュース

関連する環境技術