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 「適正な電力取引についての指針」を改定　公正取引委員会と経産省

  公正取引委員会と経済産業省は、「適正な電力取引についての指針」の改訂を公表した。平成11年12月、電力市場における公正かつ有効な競争の観点から、独占禁止法上又は電気事業法上問題となる行為等を明らかにした「適正な電力取引についての指針」を作成・公表し、これまで制度改正等に伴い本指針の改定を行ってきた。今般、電力・ガス基本政策小委員会にて議論を積み重ねてきた「今後の小売政策の在り方」に際し、令和4年7月20日に中間とりまとめ案を公表していた。同とりまとめ案において具体的な対策を整理し、同指針について、標準メニューの定期的な見直しや燃料費調整の在り方等に関する事項の追記を行うとして同指針の改定を行った。同省と公正取引委員会は、電力市場における公正かつ有効な競争を確保するため、同指針を十分に周知し、事業者等による独占禁止法上又は電気事業法上問題となる行為の未然防止等に役立てるとともに、引き続き、両法を適正に運用していくという。