国内ニュース


 GX技術における日本の存在感、特許情報分析で鮮明

発表日:2023.05.30


  経済産業省の発表によると、グリーン・トランスフォーメーション技術に関する各国・地域の特許出願動向を概括するため、特許庁が作成したグリーン・トランスフォーメーション技術区分表(GXTI)を用いた網羅的な調査を初めて実施された。調査の結果、GX技術全体で見ると、国際的に展開された発明の件数は、日本が最大であることが示された。また、太陽光発電、建築物の省エネルギー化及び二次電池等の分野では、価値の高い発明の創出に日本が強みを有することが示唆された。GXTIにおけるGX技術全体の「発明件数」は、中国籍出願人が急増しており、2013年には日本国籍出願人による「発明件数」を超え最多となっている。日本国籍出願人による「国際展開発明件数」の年次推移は、2018年までの全ての期間において首位を維持している。「国際展開発明件数上位20者」に注目すると、10者を日本国籍出願人が占め、各国・地域の特許審査において引用された回数の多い「高被引用国際展開発明件数」では、米国籍出願人が359件で最も多く、次いで日本国籍出願人が182件となっている。このことからも、価値の高い発明の創出において日本が強みを有すると考えられるという。

情報源 経済産業省 ニュースリリース
機関 経済産業省 特許庁
分野 環境総合
キーワード 省エネルギー | 二次電池 | 特許庁 | GX | GXTI | グリーン・トランスフォーメーション技術 | 国際展開発明 | 高被引用国際展開発明 | 特許出願数 | 国際展開発明件数
関連ニュース

関連する環境技術