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 グリーン・デジタル海運回廊の協力に関する日本とシンガポールの協力に向けた議論が進展

  国土交通省は、日本・シンガポール グリーン・デジタル海運回廊協力覚書に基づく年次会合を開催した（開催日：令和6年4月18日、於：シンガポール・サンテック国際展示場）。令和5年12月に締結した協力覚書は、両国が海運や港湾の脱炭素化と効率的な船舶の入出港やペーパーレス化等の取組により、グリーン・デジタル海運回廊設立を目的としている。覚書では両国間の協力を進めるため、定期的な会合を毎年相互開催するとしており、第1回会合では、覚書締結時点で参画した東京都港湾局、横浜市港湾局、川崎市港湾局、名古屋港管理組合、大阪港湾局、神戸市港湾局、PSA、ジュロン港に加え、横浜川崎国際港湾、阪神国際港湾が加わり、港湾パートナーは10者となった。また、港湾の脱炭素化、舶用アンモニア燃料の活用・供給、サイバーセキュリティなど、今後取り組むべき具体的な協力内容等を確認し、引き続き議論を進めていくことに合意した。なお、第2回会合は2025年に日本で開催する予定となっている。