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 環境省、化学物質の内分泌かく乱作用に関するフィージビリティースタディーの平成22年度公募を開始

発表日:2010.06.18


  環境省は、化学物質の内分泌かく乱作用に関し、今後の実施につながる研究課題候補として、平成22年度のフィージビリティースタディー(実現可能性調査)の公募を開始した(応募受付期間:平成22年6月18日(金)~7月20日(火))。今回の募集では、1)野生生物の生物学的知見研究の分野において、「野生生物における異変と化学物質ばく露の関連性を把握する研究」が研究課題となっている。一方、2)化学物質の内分泌かく乱作用に関する基盤的研究の分野では、4つの研究課題として、(1)個体(群)レベルのアプローチによる化学物質の内分泌かく乱作用のメカニズムに関する研究、(2)細胞・分子レベルのアプローチによる化学物質の内分泌かく乱作用のメカニズムに関する研究、(3)個体レベルでの有意な変化と細胞・分子レベルでの変化との関連性を把握する研究、(4)化学物質による内分泌かく乱作用を(既存の、または新たな)リスク評価及びリスク管理手法に組み込むことを目的とした研究、が挙げられている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 環境省 | 野生生物 | 内分泌かく乱 | 曝露 | リスク管理 | リスク評価 | 個体群 | 細胞 | 分子
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