AGC(株)(旧:旭硝子(株))は、燃料電池の電解質膜の層厚を1/5(従来無補強膜比)にしつつ、5倍以上の耐久性(乾湿サイクル耐久性)を持たせることに成功した。燃料電池の発電出力を向上させるために、電解質膜の抵抗を減ずる「薄膜化」技術が有効と考えられている。しかし、電解質膜の層厚とその耐久性はトレードオフの関係にあるため、薄膜化と同時に電解質膜材料の補強が必要であった。同社の要素技術は、内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)における「超薄膜化・強靱化『しなやかなタフポリマー』の実現」」プロジェクト(2014~2018年)の成果のひとつで、電解質膜の破壊挙動に関する基礎的検討、劣化メカニズムの解明などの取組をベースに開発されたもの。新たなコンセプトによる電解質ポリマーの創出することで、トレードオフ関係からの脱却を図り、燃料電池スタックの30%小型化や燃料電池システムの簡素化に資する、無補強かつ高性能な電解質薄膜を実現したという。
情報源 |
【オンライン情報源1】 AGC(株) ニュース(PDF) 【オンライン情報源2】 科学技術振興機構 プレスリリース |
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配布形式1 |
【交換形式名称】HTML,PDF 【版】不明 |
タイトル | AGC、薄くて長持ちする燃料電池電解質膜の開発に成功 |
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日付1 |
刊行日: 2018/09/04 |
要約 |
AGC(株)(旧:旭硝子(株))は、燃料電池の電解質膜の層厚を1/5(従来無補強膜比)にしつつ、5倍以上の耐久性(乾湿サイクル耐久性)を持たせることに成功した。燃料電池の発電出力を向上させるために、電解質膜の抵抗を減ずる「薄膜化」技術が有効と考えられている。しかし、電解質膜の層厚とその耐久性はトレードオフの関係にあるため、薄膜化と同時に電解質膜材料の補強が必要であった。同社の要素技術は、内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)における「超薄膜化・強靱化『しなやかなタフポリマー』の実現」」プロジェクト(2014~2018年)の成果のひとつで、電解質膜の破壊挙動に関する基礎的検討、劣化メカニズムの解明などの取組をベースに開発されたもの。新たなコンセプトによる電解質ポリマーの創出することで、トレードオフ関係からの脱却を図り、燃料電池スタックの30%小型化や燃料電池システムの簡素化に資する、無補強かつ高性能な電解質薄膜を実現したという。 |
目的 | ニュースリリース等の配信 |
状態 | 完成 |
問合せ先(識別情報)1 |
【組織名】AGC(株) 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】AGC(株) 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
問合せ先(識別情報)2 |
【組織名】科学技術振興機構 【役職名】 【個人名】 【電話番号】 【FAX番号】 【住所】 【E-mail】 【オンライン情報源】科学技術振興機構 【案内時間】 【問合せのための手引き】 【役割】情報資源提供者 |
分野 | 環境総合 |
種別 | ニュース・イベント:ニュース:国内ニュース |
場所 | アジア:日本 |
キーワード | 燃料電池、科学技術振興機構、旭硝子、電解質膜、AGC、革新的研究開発推進プログラム、ImPACT、電解質ポリマー、薄膜化 |
言語1 | 日本語 |
文字集合1 | utf8 |
主題分類 | 環境 |
ファイル識別子 | 100512 |
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言語 | 日本語 |
文字集合 | |
親識別子 | |
階層レベル | 非地理データ集合 |
階層レベル名 | 国内ニュース |
日付 | 2018/09/10 |
メタデータ標準の名称 | JMP |
メタデータ標準の版 | 2.0 |
国内ニュース | https://tenbou.nies.go.jp/news/jnews/detail.php?i=25127 |
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