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 アメリカエネルギー省、クリーンエネルギーに不可欠なクリティカル物質の供給安定化のため新たな研究センターを始動

発表日:2013.01.09


  アメリカエネルギー省(DOE)は、レアアース等のクリティカル物質の供給リスクを解消するため、クリティカル物質研究所(CMI)の設立を発表した。5年間で最大1億2000万ドルの資金を提供するという。風力タービンや電気自動車など最新クリーンエネルギー技術に不可欠なクリティカル物質は、供給が不足すると産業にもエネルギー供給にも打撃となる。CMIは、DOEのエイムズ研究所を中心に、国立研究機関、大学、民間企業など各分野から優秀な専門家を集め、供給不安の解消に向け分野横断的な研究を行う。供給リスクの低い物質の利用を促進し、供給リスクの高い物質の利用を回避することを重点に、既存の研究プログラムを活用。新たな供給源の開発、リサイク、戦略の構築など、各物質の全ライフサイクルにわたって幅広く組織的に取り組むとともに、コンピュータツール等の開発や経済性分析なども行う予定。DOEでは、研究を通じて、クリーンエネルギー産業を発展させ、同産業におけるアメリカのリーダーシップとエネルギー安全保障の強化を図りたいとしている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 環境総合
キーワード アメリカエネルギー省 | DOE | レアアース | クリーンエネルギー | 安定供給 | クリティカル物質 | 供給リスク | クリティカル物質研究所 | CMI
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