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 ドイツ、持続可能な電力系統のための研究開発に最大1億5000万ユーロ投入へ

発表日:2013.01.14


  ドイツの連邦環境省、連邦経済技術省、連邦教育研究省は、3省合同で、「持続可能な電力系統」の研究開発を助成するイニシアティブを開始した。エネルギーシフトの実現には、安定供給が確保され、消費者が支払可能で、環境に配慮した電力が重要となる。このイニシアティブは、そのために必要不可欠な電力系統の技術的革新を目指すという。再生可能エネルギー推進下での送電容量の需要増と時間的・地理的な電力変動、大量消費地から遠く離れた分散型発電の増加など、電力系統には新しい技術とコンセプトが求められており、今回のイニシアティブでは、送電・配電技術の改善、スマートグリッド、系統計画や運営における新たなコンセプト、革新的なロードマネジメントなどに取り組むことになる。イニシアティブは、連邦政府の第6次エネルギー研究プログラムの一部であり、3省合同で、1億5000万ユーロを用意している。助成ガイドラインは、2013年1月11日に連邦官報において公開されている。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 電力系統 | 持続可能 | ドイツ連邦環境省 | BMU | スマートグリッド | 送電 | 配電 | 安定供給 | エネルギーシフト
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