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 ドイツ、自然保護とエネルギーシフトの調整を図るコンピテンスセンターの設立へ

発表日:2014.07.01


  ドイツ連邦環境省は、エネルギーシフトと自然保護との調和を目指す、新たなコンピテンスセンターの設立を発表した。再生可能エネルギー開発が自然保護の面で問題となる事例がこれまでも発生しており、計画の早い段階で両者を調和させる必要がある。コンピテンスセンターは、専門的な協議を通じ、調和のとれた計画の設計を支援する。センター設立のためのチームは、再生可能エネルギーの生産者、州、自治体、市民団体、自然保護グループなど様々な分野の代表者で構成されており、センター設立時から様々な立場の意見を反映できる。設立チームは連邦環境省からの資金提供のもと、ドイツの自然・環境保護団体の上部組織DNR内に設置され、2015年半ばまでに、センターの概要について提案を行うことになっている。現場でのエネルギーシフトと自然保護の対立をよく理解している環境・自然保護団体がイニシアティブを取り、積極的にセンターの設立にかかわることに、連邦環境大臣は歓迎の意を表し、彼らがエネルギーシフトの重要な布石となることを期待すると述べた。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 計画 | ドイツ連邦環境省 | 自然保護 | エネルギーシフト | 調和化 | BMUB
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