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 アメリカエネルギー省、燃料電池自動車のインフラ普及へ官民の開発パートナーシップを立ち上げ

発表日:2013.05.13


  アメリカエネルギー省(DOE)は、水素燃料を利用した燃料電池自動車(FCEV)等のインフラ普及を目指す取組H2USAを立ち上げた。これは、輸入石油から代替エネルギーや国産エネルギーへのシフトを目指すオバマ大統領の政策の一環で、製造・貯蔵コストが高いがクリーンな水素燃料の供給方法の課題解決に、官民が協力して当たるもの。政府機関やガス供給事業者、燃料電池・水素エネルギー産業、自動車企業が参加している。近年、アメリカでは膨大なシェールガスが生産されるようになり、電力や輸送のコスト削減だけではなく、水素の生産や水素燃料電池の駆動も安くできるようになった。H2USAを通して官民が協力し、FCEV早期普及のための技術・市場分析や、インフラ普及による規模の経済効果等を評価する。たとえば、天然ガスやバイオガスから熱や電力を作り出す過程で、水素も安く生産・供給できるという。DOEは、熱電併給システムや電力予備システムとしての燃料電池、燃料電池フォークリフト等の促進が、インフラ普及への道を開くとしている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 環境総合
キーワード 燃料電池 | 水素 | アメリカエネルギー省 | DOE | 燃料 | 燃料電池自動車 | パートナーシップ | FCEV | H2USA
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