2013年気候指標の大半が地球温暖化を示す、アメリカ気象学会が「気候の現状2013年版」で発表

発表日:2014.07.17

アメリカ気象学会は、NOAAの国立気候データセンターの協力の下、世界の環境データと気象状況をまとめた年次報告書「気候の現状2013年版」を発表した。57カ国から425人の科学者が編集に参加したこの報告書は、地球の気候指標や特記すべき気象現象をはじめ、各地の環境モニタリング地点で収集された最新のデータを提供し、気候変動に対する回復力を構築するためのツールやサービスの開発に重要な役割を果たしている。今回の2013年報告書では、CO2やメタンなどの主要温室効果ガスの濃度が引き続き上昇して史上最高値に達するなど、2013年の気候指標の大半が地球の温暖化を示しているとしている。主要な4つのデータセットによると、地表平均気温は史上2~6位の高さだったとし、海面の温度、水位ともに上昇している。熱帯低気圧の発生は平均を若干上回り94件で、中でも東南アジアで発生した台風ハイエンは大きな被害をもたらした。両極地でも温暖化が進んでいる。ただし、海氷面積は北極では減少したが、南極では2年連続で増加しているという。

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