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 インド、パリ協定の批准書を寄託

発表日:2016.10.02


  国連気候変動枠組条約(UNFCCC)は、2016年10月2日にインドがパリ協定の批准書を国連に寄託したと発表した。気候変動に関するパリ協定は、フランスのパリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択された。2016年4月22日にニューヨーク国連本部で事務総長主催のハイレベル署名式が行われ、174か国と欧州連合が同協定に署名し、うち15か国は批准書の寄託も行った。2016年10月2日現在、署名国は191か国で、うち62か国が批准書、受諾書または承認書の寄託を終え、その温室効果ガス排出量の合計は、パリ協定に従って各締約国が提出した排出量の公式リストによる計算で世界の総排出量の51.89%となった。パリ協定は、温室効果ガス排出量の合計が世界全体のおよそ55%以上となる締約国55か国以上が批准書、受諾書、承認書または加入書を寄託してから30日後に発効することになっている。パリ協定の署名国、批准、発効等の状況に関する公式情報は、「国連条約集」のウェブサイトで入手できる。

情報源 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース 国連気候変動枠組条約(UNFCCC) プレスリリース(仏語版)
国・地域 国際機関
機関 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 気候変動 | 温室効果ガス | インド | UNFCCC | 排出量 | 国連気候変動枠組条約 | パリ協定 | 批准書
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