イギリス気象庁、2017年のイギリスの気温は過去5番目に高かったと報告

発表日:2018.07.31

イギリス気象庁(MetOffice)は、イギリスの気候に関する年次報告書2017年版を発表した。報告書によると、2017年は1910年以降で5番目に高温の年であった。そのため暖房に必要な熱量の目安である暖房度日(平均気温と暖房温度の差の積算値)は5番目に小さく、作物の生育に必要な熱量の目安である生育度日(平均気温と基準値の差の積算値)は同率5位で大きかった。長期的にみると、2008~2017年の10年間の平均気温は1961~1990年の間の平均より0.8℃高い。これまでの高温年の上位10位はすべて1990年以降、うち9件は2002年以降に含まれている。1659年から統計のある中部イングランド気温記録に照らしても2001年以降(21世紀)は過去3世紀に比べ暑くなっている。沿岸水の温度も1870年以降で同率5位で高かった。ここ10年の平均降雨量を1961~1990年の間の平均に比べると、通年で8%、特に夏期は20%増加した。イギリス周辺の平均海面水位は、20世紀以降これまでに約16cm上昇した。

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