アメリカ気象学会、2017年は高温の年上位3位以内と報告

発表日:2018.08.02

アメリカ気象学会は、世界の環境データと気象状況をまとめた年次報告書「気候の現状2017年版」を発表した。2017年の世界の地表温度は、1981~2010年の平均を0.38~0.48℃上回り、2015年及び2016年とともに高温記録の上位3位以内に入った。同時に、エルニーニョが発生しなかった年としては1850年以降で最も高い。世界気温の上位17位のうち16位までが2000年以降の記録だという。また、温室効果ガスの大気中平均濃度も、二酸化炭素(CO2)の405ppmをはじめ、メタン(CH4)や一酸化二窒素(N2O)でも過去最高を記録した。加えて、氷河は38年連続で縮小し続けており、海面温度も2016年の記録に迫る高温となる中、サンゴ礁には白化現象などの被害が出ている。さらに、同報告書は極端気象にも言及し、豪雨やハリケーンによる壊滅的な被害が起きた一方で、毎月世界の陸地の3%以上が干ばつに見舞われる等、極端気象は昨今の気候の特徴だと説明している。

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