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 アメリカ領サモア環境保護庁、環境配慮型庁舎ビルを建設

発表日:2012.08.17


  アメリカ領サモア環境保護庁(AS-EPA)は、アメリカグリーンビルディング協会の建物環境性能評価システム(LEED)の最高ランクである、プラチナレベルに相当する環境配慮型ビルを建設した。認証されれば南太平洋で初めての例になるという。同ビルはAS-EPAの庁舎で、アメリカ環境保護庁の他、米国再生・再投資法や連邦緊急事務局(FEMA)、海洋大気庁(NOAA)等の補助を受け、2011年6月に着工していた。ビルには、60キロワットの太陽光パネルや革新的なハイブリッド屋上緑化、超断熱性の外壁等を導入し、年間の消費エネルギーを再生可能エネルギーによる電力が上回る「正味ゼロ」のエネルギー性能基準を達成している。また、水利用効率を最大にする節水設備の導入や、屋上で受けた雨水を自然植生中の流出速度を模して流す工夫、雨水を浄化してから排水するバイオリテンション施設なども設けられた。ビルの環境影響を最小化しつつ、自然光や風を取り入れ、職員と自然のつながりを最大限にすることを目指した設計だという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | 屋上緑化 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 建物 | 太陽光パネル | 環境性能 | 環境配慮型 | 断熱性 | サモア
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