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 環境省、環境アセス法に規定された「報告書」に関する参考資料を公表

  環境省は、環境アセス法（正式名：環境影響評価法）の平成23年法改正において規定された「報告書」に関する参考資料を公表した。同法の平成23年4月改正では、事業の実施に伴って講じられた環境保全措置や事後調査の手続きとして、報告書の公表等が規定されている。今回、法改正に伴う報告書の作成・公表等が想定される時期となったため、実務上の参考となる考え方や留意事項等をとりまとめて、公表した。参考資料の表題は「環境影響評価法における報告書の作成・公表等に関する考え方」とされており、環境影響評価制度の概要（第1章）、記載例等に関するコラムなど盛り込んだ基本的考え方（第2章）および参考資料で構成されている。関係各省、都道府県及び環境影響評価法に基づく政令市、関連団体や関連学会に送付し、環境影響評価に関する研修等において広く周知するという。