東レ(株)、植物由来材料使用の環境配慮型繊維素材を自動車内装用向けに本格展開

発表日:2009.07.24

東レ(株)は、ポリ乳酸や植物由来ポリエステル等の環境配慮型材料を使った繊維素材について、自動車用途に向けた本格的な量産展開を開始したと発表した。すでに、2009年7月に発売されたトヨタ自動車(株)の新型ハイブリッド車への供給を開始するとともに、他の自動車メーカーへの提案も進めているという。各自動車メーカーでは、自動車重量の5~10%を占める車両内装部材について、製造から廃棄までのライフサイクルのCO2排出量抑制等を進めるため、従来の石油由来材料から植物由来材料を用いた素材への切り替えを積極的に検討している。同社は今回、独自の加水分解抑制技術でポリマーを改質したほか、石油由来材料との複合のための様々な技術を開発。これらを総合的に駆使することで、自動車内装用途に求められる非常に高度な耐久性を実現し、量産車への本格展開が可能となった。今後、2015年までに5,000t/年の量産を目指すという。

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