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 日本製紙グループ、プラスチック製包材の代替需要を見込んだヒートシール紙を開発

発表日:2020.07.21


  日本製紙(株)は、プラスチック製包材の一部(バリア性が求められる場合を除く)を代替できるヒートシール(熱溶着)紙を開発した。この製品は、海洋プラスチックごみの社会問題化や、「紙でできることは紙で。」という同社の事業開発の方針に基づいて開発されたもの。3つの特長(環境適合性に優れていること、ラミネート工程の省略化によりリードタイムを大幅に短縮できること、多様なパッケージに使用できること)を訴求している。強度を重視した両更クラフト(未晒し・未漂白クラフトパルプ製)と、グラビア印刷用途に配慮した片艶クラフトの2製品を用意し、2020年7月からサンプル提供を開始しつつ、食品・化粧品・日用雑貨など、あらゆる包装市場へ用途開発を進めていくという。

情報源 日本製紙グループ ニュースリリース
機関 日本製紙グループ
分野 環境総合
キーワード ラミネート | 海洋プラスチックごみ | 環境適合性 | バリア性 | 熱溶着 | リードタイム | 未晒し | 未漂白 | クラフトパルプ | グラビア印刷
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