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 NEDO、バイオジェット燃料を用いた飛行検査フライトの概要を紹介

発表日:2021.06.04


  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、バイオジェット燃料生産技術開発事業のテーマのひとつ「油脂系プロセスによるバイオジェット燃料商業サプライチェーンの構築と製造原価低減(事業期間:2020・2021年度)」の成果を紹介した。同テーマは、2018年10月に竣工した「バイオ燃料製造実証プラント(所在:横浜市鶴見区、建設主体:(株)ユーグレナ)」における製造実証などを助成するもの。このプラントにはバイオ燃料アイソコンバージョンプロセスという技術が導入されており、2020年1月にバイオジェット燃料製造技術の国際規格であるASTM D7566規格の新規格を取得している。また、国土交通省はバイオジェット燃料の取扱いに関する「通達の一部改正」を行い、国内利用にかかる環境整備が進められていた。今回、(株)ユーグレナが国土交通省(航空局交通管制部運用課飛行検査センター)に提供したバイオジェット燃料による「飛行検査業務」に使用された。2021年6月4日に東京国際空港(羽田)から中部国際空港まで、飛行検査用セスナ機Citation CJ4を用いた安全確認などが行われたという。

情報源 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
機関 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード 国土交通省 | 横浜市 | サプライチェーン | ユーグレナ | バイオジェット燃料生産技術開発事業 | 油脂系プロセス | バイオ燃料製造実証プラント | バイオ燃料アイソコンバージョンプロセス | ASTM D7566 | 飛行検査業務
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