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 環境省、初のバングラデシュとのJCM発行状況を公表

発表日:2022.03.31


  環境省は、日本とバングラデシュ人民共和国との間で実施される二国間クレジット制度(JCM)の合同委員会において、初めてとなるクレジット発行が決定されたことを発表した。JCMは、途上国等への優れた脱炭素技術・製品・サービスの普及や緩和活動の実施を加速し、実現した温室効果ガス(GHG)排出削減または吸収への日本の貢献を定量的に評価・日本の削減目標の達成に活用するもの。これにより、我が国は、官民連携で2030年度までの累積で1億t-CO2程度の国際的な排出削減・吸収量を目指している。今回発行が決定されたクレジットの量は合計499トンであり、日本政府として、そのうち251トンのクレジットを獲得した。具体的なプロジェクトごとのクレジット発行状況は「衣料品タグ工場における省エネ型ターボ冷凍機を利用した空調の効率化(クレジット量:144tCO2、うち日本政府の獲得分:73tCO2)」、「ファスナー製造工場への太陽光・ディーゼルハイブリッド発電システムの導入(クレジット量:355tCO2、うち日本政府の獲得分:178tCO2)」となっている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
環境総合
キーワード 太陽光発電 | 温室効果ガス | バングラデシュ | ターボ冷凍機 | 衣料品 | JCM | 二国間クレジット制度 | 日本政府 | ディーゼルハイブリッド発電
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