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 国土交通省、日本の基準をベースとした電気自動車等の安全性に関する国際統一基準が採択されたと発表

発表日:2010.03.11


  国土交通省は、スイスのジュネーブで開催された「国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム」第150回会合において、日本の基準をベースに、電気自動車等の安全性に関する国際統一基準が採択されたと発表した。これは、国連の「車両等の型式認定相互承認協定」に基づくもので、今後、欧州はじめ、協定加盟各国がこの基準を国内に導入する。我が国は、電気自動車等の通常使用時における乗員人員の感電保護を目的とした基準を2007年11月に世界で初めて国内導入しており、その後、国際統一基準の策定に当たり、日本の基準に準拠するよう各国と調整を続けてきた。現在、電気自動車等の衝突時における乗員人員の感電保護を目的とした基準についても同様に、我が国の国内基準に準拠するよう各国との調整を進めているという。なお、同会合では、「国際的な車両型式認証の相互承認制度」の創設に向けた作業を開始するという日本案も、参加国間で合意されているという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 地球環境
キーワード 電気自動車 | 国連 | 国土交通省 | 安全性 | 国際統一基準 | 感電保護 | 車両型式認証
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