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 間伐材を使用した「木になる紙」で地球温暖化対策 佐賀市

発表日:2022.07.15


  佐賀市は、間伐材を使用した「木になる紙」で地球温暖化対策を行う。「木になる紙」は、九州森林管理局、九州・沖縄8県の県庁、製紙会社、紙の流通会社などから構成される「国民が支える森林づくり運動」推進協議会が命名した間伐紙の商品シリーズ。成長に合わせて木を間引きして、太陽光が差し込む量を調整する「間伐」により、樹木の成長が促進され、木の根元まで太陽光が届くことにより、森林の土壌が豊かになる効果もある。間伐の促進は、森林の公益的機能の維持発揮に貢献し、生物多様性保全、土砂災害防止、水源涵養、地球環境保全の各機能が備わっている。また、売上げの一部を森林所有者などに還元することで、森林づくりを支援し林業の活性化をもたらす。カーボン・オフセットの付加価値の利用により市のCO2排出量削減に貢献するとしており、同市では「木になる紙」がCO2排出量の削減につながるという付加価値を示すことで、自治体や企業における利用拡大を図るとしている。

情報源 佐賀市 新着情報
機関 佐賀市
分野 環境総合
キーワード 生物多様性 | カーボン・オフセット | 間伐材 | 公益的機能 | 佐賀市 | 地球環境保全 | 水源涵養 | 木になる紙 | 国民が支える森林づくり運動 | 土砂災害防止
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