エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は令和6年度地熱発電の資源量調査事業費助成金交付事業の採択結果を発表した。地熱発電は季節や天候に左右されず、年間を通じて安定的に発電可能なベースロード電源としての役割があり、地域を活性化が期待されている。しかし、地熱資源開発においては地下に賦存する地熱資源を掘り当てるまでの調査が不可欠であり、それが開発リスクやコスト引き上げの要因となっている。同助成金交付事業では、地熱資源量の把握や地下構造を明らかにする調査事業に対し、地表調査等事業や坑井掘削等事業経費について、開発リスク軽減と地熱資源開発を促進する。今回12件が採択され、新規案件として、大雪山国立公園内案件(北海道鹿追町)と雲仙天草国立公園内案件(長崎県雲仙市)が採択された。
情報源 |
(独)エネルギー・金属鉱物資源機構 ニュースリリース
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機関 | (独)エネルギー・金属鉱物資源機構 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 北海道 | 長崎県 | JOGMEC | 地熱資源開発 | 大雪山国立公園 | エネルギー安定供給 | 雲仙天草国立公園 | ベースロード電源 |
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