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 三菱電機(株)、名古屋市の鍋屋上野浄水場向けに太陽光発電システムを納入

発表日:2010.09.07


  三菱電機(株)は、名古屋市上下水道局の鍋屋上野浄水場(名古屋市千種区)向けに191kWの太陽光発電システムを納入したと発表した。名古屋市上下水道局では、中期経営計画の中で環境に配慮した事業運営を掲げており、費用対効果および環境保全効果の高い新エネルギー・新技術の積極的な導入を図っている。今回の取り組みもその一環で、計191kWの太陽電池モジュールを設置し、浄水場内の運転電力の一部として使用する。これにより、年間約192MWhの電力が発電され、CO2換算で年間約91tが削減できる見込みという。なお、鍋屋上野浄水場は、名古屋市で最初に作られた浄水場で、1914年から運用を開始し、その後の拡張で現在は1日あたり29万tの給水能力を持っている。また、24時間体制で市内各所の配水場等をコンピュータで集中管理し、配水池の貯水量や配水圧の調整等を行う配水場連携運転も行っている。三菱電機では、今後も公共産業用分野での太陽光発電システムの拡販を進めるという。

情報源 三菱電機(株) ニュースリリース
機関 三菱電機(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | CO2 | 新エネルギー | 太陽電池 | 三菱電機 | 環境配慮 | 浄水場 | 愛知県 | 公共施設
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