三菱マテリアル(株)は、使用済み小型家電からレアメタルを回収するための実証研究を(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より受託したと発表した。今日、携帯用通信端末、ビデオ、カメラなどの小型家電にはレアメタルが使用されているが、使用済み小型家電の大半は、市町村が一般廃棄物として回収し、破砕処理後、鉄を回収するにとどまっており、レアメタルの回収は行なわれていない。これらを背景として、環境省と経済産業省では、合同プロジェクトとして「使用済み小型家電からのレアメタルリサイクルシステム構築のための調査」を平成20年度より開始。同社は、同プロジェクトに平成21年度より参画し、京都市における小型家電回収事業からのレアメタルリサイクルについて検討を進めてきた。今回、同取り組みを継続するかたちで、NEDOからの委託研究として、小型家電に含有される特定部品からのレアメタルの特定鉱種(レアアース、ニッケル、コバルト、タングステンなど)に的を絞ったリサイクルの可能性について、京都市で実証研究を行うという。
情報源 |
三菱マテリアル(株) プレスリリース(PDF)
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機関 | 三菱マテリアル(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | 環境省 | 経済産業省 | NEDO | レアメタル | レアアース | 三菱マテリアル | 廃棄物 | 京都市 | 小型家電 |
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