NEDOは、イノベーション推進事業の一環として、チヨダウーテ(株)と富山高等専門学校の袋布昌幹准教授が共同で、高機能フッ素処理剤を開発したと発表した。建築材料に大量に使われている石こうボード廃材は、年間約100万トン以上が排出されているが、フッ素を含むため、リサイクルが困難とされてきた。今回開発した処理剤は、フッ素を不溶性にして安定化させることができることから、同処理剤を添加した廃石こうを土壌固化材として使用することが可能となる。また、同処理剤単独でも、フッ素を含む排水の浄化等に用いることができるという。なお、今回の成果は、NEDOの産業技術研究助成事業(若手グラント)の技術シーズを実用化につなげたものである。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | フッ素処理 | 石こう | 土壌固化材 |
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