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 環境省、有害廃棄物等の環境上適正な管理に関するフレームワーク策定のための第1回専門家会議の結果を公表

発表日:2012.04.24


  環境省は、平成24年4月17日(火)から20日(金)に東京で開催された、有害廃棄物等の環境上適正な管理(ESM)に関するフレームワーク策定のための第1回専門家会議の結果を公表した。有害廃棄物については、その輸出入を規制する国際条約「バーゼル条約」が1989年に採択され、2011年12月現在、177か国1機関(EC)が批准している。しかし、開発途上国におけるリサイクル産業の発展やリサイクル価値の高い有害廃棄物の需要に伴い、有害廃棄物の越境移動をより適正に管理することが必要となっている。今回の会議には、25か国の専門家の他、バーゼル条約事務局、環境省、外務省、経済産業省、国内有識者、NGO等の約45名が出席し、ESMに関するフレームワークの概念・基本要素について議論を行った。その結果、2013年に開催されるCOP11での議論に資するよう、2012年9月に開催予定のバーゼル条約第8回公開作業部会に向けて、ESMフレームワーク案の策定が行われることとなった。なお、次回のESM専門家会議は、2012年10月頃に開催されるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
キーワード リサイクル | 環境省 | バーゼル条約 | 輸出入 | 発展途上国 | 有害廃棄物 | 越境移動 | 適正管理 | ESM | フレームワーク
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