サステナブルファッションの推進に向けたアクションプラン(令和8年3月・環境省)

本プランは、家庭から廃棄される衣類の削減を目的として、2030年度までに廃棄量を2020年度比で25%削減するという政府目標を前提に、具体的な取組を整理したものである。プランでは、繊維製品が原材料調達から製造、利用、廃棄に至る各段階で環境負荷を伴うことを踏まえ、大量生産・大量消費・大量廃棄型の構造から循環型への転換が必要であると整理している。

プランでは、廃棄削減に向けた基本的な方向性として、「全国どこでも分けて出せる」「使えるものは譲る」「使えるものは長く使う」の三点を掲げている。これらの実現に向け、行政回収や民間回収の整備、リユースやシェアリング、リペア、リファービッシュといった取組を組み合わせることで、衣類が資源として循環する構造を構築する将来像が示されている。また、製造段階においては、「長く使えて資源を循環しやすく作る」設計や生産の重要性も位置付けている。

2030年の25%削減目標について、プランは約13万トンの削減を想定し、その内訳をリデュース、リユース、リサイクルの組み合わせとして整理している。行政回収の人口カバー率拡大や既存回収量の増加、民間回収拠点の全国展開による回収量増、フリマアプリやリユースショップを通じた取引量拡大などについて、それぞれ数量ベースで達成イメージが示されている。あわせて、衣類の稼働率向上や寿命延長による廃棄抑制効果も削減要素として整理されている。

具体的な施策は、四つの柱に分類されている。第一は、行政回収・民間回収に関するガイドライン策定や実証事業、回収拠点の見える化などを通じた回収システムの整備である。第二は、優良事業者ガイドラインの作成やモデル事業の展開、リユース先進自治体の拡大など、リユース市場の拡大に関する取組である。第三は、若年層向けキャンペーンや環境教育、「デコ活」などを通じた行動変容の促進である。第四は、環境配慮設計ガイドラインの普及、公共調達や情報開示を通じた需要喚起、国際的な発信など、製造・販売段階における環境配慮型設計の推進である。プランは、今後のフォローアップ結果等を踏まえて、適切なタイミングで見直すことを前提としている。

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