鹿児島県、平成26年度ダイオキシン類の設置者による測定結果を公表
発表日:2015.07.24
鹿児島県は、平成26年度のダイオキシン類の設置者による測定結果を公表した。ダイオキシン類対策特別措置法第28条の規定に基づき、ダイオキシン類を排出する特定施設の設置者は、年1回以上自主測定を行い、その結果を知事に報告することになっている。今回、平成26年度中に測定し、知事に報告のあった測定結果を公表した。1)廃棄物焼却炉では、排出ガス(対象施設134)は0ng-TEQ/m3N~15ng-TEQ/m3Nの範囲で、1施設で排出基準を超えていた(排出基準値10ng-TEQ/m3N)。また、ばいじん(対象施設95)は0ng-TEQ/g~62ng-TEQ/gの範囲で、焼却灰(対象施設126)は0ng-TEQ/g~1.0ng-TEQ/gの範囲であった。2)廃棄物焼却炉以外では、アルミニウム合金の溶解炉の排出ガス(対象施設1)、クラフトパルプの漂白施設の排出水(対象施設1)ともに、排出基準値以下であった。同県では今後も、排出基準の遵守や設置者による測定の実施・報告の徹底を指導していくという。