スズキ（株）は、2020年度までの環境に関する事業活動の方向性とその取組を示した「スズキ環境計画2020」を新たに策定した。これは、環境に配慮した製品開発を行い、環境への影響を低減する事業活動を推進することが最重要課題のひとつであると捉え、国内外の関連会社も含めた体制で、環境保全の取組を推進するもの。具体的な内容として、1）グリーン テクノロジーの採用等により、四輪製品の使用時におけるCO2排出量を2020年までに2005年度比28%削減、2）国内・海外の生産拠点全体で、CO2排出量を2020年までに2010年度比10%削減、3）設計・生産から使用済み自動車の廃棄に至る全ての段階で資源の有効活用を推進、4）環境負荷物質の管理など環境管理体制をグローバルに強化、5）様々なステークホルダーとのコミュニケーション促進による環境経営の充実、をあげている。また、同社のCSR・環境の課題解決に向けた取組をまとめた「スズキCSR・環境レポート2017」を発行したという。