環境省、国道8号彦根~東近江(仮称)に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
発表日:2019.10.29
環境省は、「国道8号彦根~東近江(仮称)に係る計画段階環境配慮書」について、令和元年10月29日付けで国土交通大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、同省近畿地方整備局が、滋賀県彦根市から近江八幡市に至る延長約20㎞の道路を整備するもの。環境大臣意見では、1)同事業の実施に伴う住居等への自動車交通騒音及び排気ガス等の影響を回避又は極力低減すること、2)詳細なルート及び道路構造の検討に当たっては、同事業実施に伴う自然環境への影響を慎重に検討し、重要な自然環境の直接改変及び分断を回避又は極力低減すること、3)同事業の実施に伴う土地改変、掘削等により建設発生土及び廃棄物が多く発生するおそれがあるため、土工量を抑制する位置及び構造の採用等により土量バランスを考慮した上で、建設発生土及び廃棄物の発生量を抑制すること等を求めている。