環境省、(仮称)長崎県平戸市沖~馬渡島沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を公表
発表日:2020.02.04
環境省は、(仮称)長崎県平戸市沖~馬渡島沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を、経済産業大臣に提出したと発表した。同事業は、再エネ主力発電化推進機構洋上平戸発電(同)が、長崎県平戸市的山大島から佐賀県唐津市馬渡島にかけての海域において、最大で総出力617,500kWの風力発電所を設置するもの。環境大臣意見では、1)風力発電設備への衝突事故及び移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること、2)現地調査により眺望の特性、利用状況等を把握した上で景観に係る予測及び評価を行い、その結果を踏まえ眺望景観への影響を回避又は極力低減すること、3)藻場等に生息・生育する海生生物への影響が懸念される場合は環境保全措置を講ずること等を求めている。