静岡県、令和元年度大気汚染及び水質汚濁等の状況を公表
発表日:2020.08.25
静岡県は、令和元年度の大気汚染及び水質汚濁等の状況を公表した。調査結果の概要は以下のとおり。1)大気調査:二酸化硫黄、二酸化窒素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質及び微小粒子状物質(PM2.5)について、全有効測定局で環境基準を達成した。光化学オキシダントは全測定局で環境基準未達成となった。2)水質調査:生活環境項目のBOD及びCODの環境基準達成率は、河川(BOD)100%、湖沼(COD)50%、海域(COD)87%であった。地下水は、93%の地点で環境基準を達成した。3)ダイオキシン類調査:大気、底質及び土壌は、全測定地点で環境基準を達成したが、水質は43地点中1地点で環境基準を達成しなかった。4)航空機騒音:富士山静岡空港周辺は、全測定地点で環境基準を達成した。5)新幹線騒音:新幹線鉄道沿線地域(軌道から25m)の環境基準の達成率は61.5%であった。同県では、調査結果を踏まえ、引き続き、関係事業者に対する監視や指導等を着実に行うことにより、生活環境の保全を図るという。
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