愛知県は、「第4回あいち木づかい表彰」受賞者を決定した。この賞は、2017年より、木の魅力や優れた使い方の普及を図るため、あいち認証材を積極的に利用した、木の良さを実感でき、PR効果の高い建築物や家具、建築資材などの製品等を表彰するもの。今回、最優秀賞（愛知県知事賞）には、「豊田市立高嶺こども園（受賞者：豊田市、設計者：豊田市都市整備部公共建築課・(株)東畑建築事務所名古屋事務所、施工者：太啓建設(株)）」が選ばれた。地元の一般流通規格材を多用することで、木材の伐採から加工、施工までを市内で実現しており、インパクトがあり、且つバランスの良いデザインになっていることが評価された。優秀賞(愛知県森林協会長賞)には、「あおぞら学童保育クラブ（受賞者：(一社)木の香るあおぞらの会）」、優秀賞(愛知県産材認証機構会長賞)には、「東栄町立とうえい保育園（受賞者：東栄町）」が選出された他、特別賞等も発表された。応募件数計17件の中から、県産木材の利用における、新規性、積極性、PR効果などについて総合的に判定し、選考委員会において選考されたという。