大阪府と大阪市が共同で設置する「おおさかスマートエネルギーセンター」は、令和3年度「省エネコストカットまるごとサポート事業」の受付を開始すると発表した（申込期限：令和3年11月30日）。同事業は、省エネのサポート事業者による省エネ診断や、事業者が実施する省エネの実施計画策定から実施体制の整備、運用改善・設備投資、実施計画見直しまで経営面も含めた一貫した支援を行うもので、令和元年度より実施されている。今回、経済産業省の「地域プラットフォーム構築事業」に採択された支援事業者と連携して、省エネ診断（現地調査、データの見える化、省エネ項目の洗い出し等）から、省エネ支援（省エネの実施計画策定、実施体制の整備、運用改善・設備投資等）まで、経営面も含めた一貫したサポートを実施する。対象は府内に事業所を有する中小企業者又は年間のエネルギー使用量、原油換算値が1,500キロリットル未満の事業所。府市は、経済産業省の「地域プラットフォーム構築事業」を活用してサポートを行うという。