新潟市で「アイガモロボ」を使用した環境保全型農業を実証
発表日:2023.02.08
新潟市は、「アイガモロボ」を活用した環境保全型農業の実証成果を報告した。全国1位の水田面積を有する新潟市では、先端技術を活用し農作業の省力化を図り、環境にやさしいグリーンな栽培体系の確立を目指し「新潟市農業SDGs協議会」を設立している。一般に、除草剤等の化学農薬を使わない栽培は、雑草の管理が難しいといわれており、除草作業の効率化により、有機農業や特別栽培の面積拡大が期待できるとされている。協議会では、太陽光発電パネルを動力源とし、GPSと連動し水田内を自動走行する「アイガモロボ」を活用し、雑草管理の効率化と、グリーンな栽培体系を確立する実証に取組んでいる。底面のスクリュー機構で水中を撹拌することで、地表面の泥を巻き上げ、日光を遮り、雑草の成長を抑制する効果あるという。なお、この実証成果を発表し、普及を進めるため新潟市は、実証成果報告と共にセミナー形式で普及を図る(開催日:令和5年2月16日、於:白山会館(新潟市))。
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