環境省は、「環境教育・ESD実践動画100選」の公募を開始する（公募期間：令和5年6月30日～9月29日）。「気候危機」と言われる気候変動や生物多様性の損失など、地球規模での危機的状況に直面しており、これらの危機を克服し、持続可能な社会の実現には、環境問題の他、現代社会の様々な問題を、身近なところから取り組む必要がある。環境教育・ESDは、人々の価値観や行動等の変容を目指す教育・学習の取組として、学校や教育施設他で実践されているが、その多くは現場の個人の工夫や努力に頼っている面が多く、新たに取り組もうとする場合、参考となる事例が身近にない等、内容や有効性が他の現場に広がりにくくなっている。今回、全国各地で実施されている環境教育・ESDの実践事例から、事例動画を「実践動画100選」と銘打って集め公表する。応募テーマは、学校教育または社会教育において子ども（幼少期～高校生）を対象としたSDGsや環境教育とESDに関連する取組。応募資格は、幼稚園、小中高校などの学校教育部門と、動物園・水族館、博物館、公民館、NPO、自治体、企業などの社会教育部門。動画の長さは3分程度。