国土交通省は、「令和5年度サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)（略称：省CO2先導プロジェクト2023）」の第1回採択結果を公表した。同事業は、省エネ・省CO2に係る先導的な技術の普及啓発に寄与する住宅・建築物のリーディングプロジェクトに対し、国が支援するもの。関係主体が事業の成果等を広く公表することで、取り組みの広がりや意識啓発に寄与することを目的としている。また、併せて住宅・建築物の市場価値を高め、居住と生産環境の向上を図る。今回、第1回提案募集（令和5年4月17日～5月31日）を実施した結果、17件の応募があり、学識経験者からなる評価委員会による評価結果を踏まえ、一般部門13件、中小規模建築物部門2件、LCCM（ライフ・サイクル・カーボン・マイナス）低層共同住宅部門1件の採択プロジェクトを決定したという。