バイオ炭でCO2を固定、環境配慮型コンクリートの現場適用進む
発表日:2024.02.01
清水建設は、環境配慮型コンクリート「SUSMICS-C」の初のカーボンネガティブ仕様を発表した。木質バイオマスのバイオ炭を混和し、CO2を固定化するこのコンクリートは、最大510 m3のレベルコンクリートに適用された。バイオ炭混和量によりCO2排出削減効果が向上し、65.9トンのCO2削減が期待される。CO2固定量の妥当性については第三者の認証を取得する準備を進めている。また、SUSMICS-Cは普通コンクリートと同様の製造プロセスで容易に製造可能で、施工もポンプ圧送できる。今後、環境に配慮した技術であるSUSMICSシリーズを展開し、脱炭素社会の実現に貢献するという。
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