第17回海洋立国推進功労者、4名1団体決まる
発表日:2024.07.15
農林水産省、文部科学省、経済産業省、国土交通省および環境省は「第17回海洋立国推進功労者表彰」の受賞者を公表した。この表彰制度は関係5省が内閣府総合海洋政策推進事務局の協力のもと継続的に実施しているもの。科学技術、水産、海事、環境など海洋に関する幅広い分野における普及啓発、学術・研究、産業振興等において顕著な功績を挙げた個人・団体を表彰し、その功績をたたえ、広く紹介することにより、国民の海洋に関する理解・関心を醸成する契機とすべく、平成20(2008)年度に創設された。今回、「海洋立国日本の推進に関する特別な功績」分野では海洋研究開発機構の大河内直彦氏と、気象庁気象研究所の石井雅男氏が受賞した。「海洋に関する顕著な功績」分野では、東京大学大気海洋研究所の高薮縁氏、元・海上技術安全研究所の田村兼吉氏のほか、海洋環境の保全と調和したCCS実証への協力団体である苫小牧漁業協同組合が受賞した。