大分県、平成24年度絶滅危惧種保護活動事業の公募を開始
発表日:2012.05.24
大分県は、平成24年度絶滅危惧種保護活動事業の公募を開始すると発表した(応募締切:平成24年6月29日(金)17時必着)。生物多様性の多くの恵みによって、生物の生命と私たちの生活が支えられているが、開発など人間活動による危機、里地里山の喪失など人間活動の縮小による危機、外来種の持ち込みなど人間によって持ち込まれたものによる危機、さらには地球温暖化による危機など様々な要因により、現在、多くの生物が絶滅の危機に瀕している。同事業は、これらの危機に対して、絶滅のおそれのある野生生物の保護活動を実施するボランティア団体、NPO等を支援し、大分県における生物多様性の保全活動を推進するもの。対象となるのは、「レッドデータブックおおいた2011」で絶滅のおそれのある選定種(1,289種)とされた野生生物の保護・保全活動を行う事業。事業実施期間は、契約日から平成25年2月末まで。同県では、委託団体5団体を予定しており、書類審査や選考委員会での審査により、委託団体を決定する。また、同事業の実施状況や成果を県のホームページ等で公開するという。
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