「海産無脊椎動物の社会行動、分布生態、種間関係、系統進化、保全生物学」(和田恵次教授)

奈良女子大学 理学部 生物科学科 集団機能学分野

研究内容

シオマネキ類の生息がマングローブの生育に与える影響について研究

日本生態学会第55回福岡大会でのポスター発表。じつは身内相手に練習中!

2008年新歓ハイク。研究室Tシャツ作成!去年のM2デザインです♪

テーマ:
海産無脊椎動物の社会行動、分布生態、種間関係、系統進化、保全生物学
概要:
主に干潟に生息するカニ類や貝類を材料に、その生活史、個体群動態、社会行動、種間関係、系統進化、保全生物学を扱います。
現在は、1)潮間帯カニ類の社会行動の多様性とその進化過程、2)コメツキガニ類におけるwaving displayの機能と地理的変異、3)マングローブとそこに生息するカニ類との相互関係、4)汽水域固有の稀少貝類の生活史と分布、5)汽水性カニ類の個体群間での遺伝的分化、などを行っています。
具体的な研究課題は、(1)スナガニ類の社会行動の進化過程、(2)チゴガニ(スナガニ科)のバリケード構築行動を生む要因、(3)コメツキガニ類におけるwaving displayの意義、(4)チゴガニの社会行動の地理的変異、(5)日本沿岸の潮間帯性カニ類における地域集団間の遺伝的分化、(6)稀少カニ類、シオマネキの生息場所利用特性、(7)イワガニ類の社会行動と生息場所特性、(8)シオマネキ類の生息がマングローブの生育に与える影響、(9)ホンヤドカリの貝殻選好性とその地域間差異、(10)汽水性稀少巻貝類の分布特性と生活史、(11)日本における干潟底生動物の分布の現状。
キーワード:
潮間帯, 生態学, 社会行動, 分子系統
学部体系:
理工学系(理学系), その他(その他)
研究分野:
自然環境(生態系の監視・保全関連, その他自然環境関連)

研究室概要

和田恵次(Wada, Keiji)教授

大学・研究室名
奈良女子大学 理学部 生物科学科 集団機能学分野
【研究室の特色・PR】
干潟、岩礁・転石海岸、砂浜といった海岸の動物を材料に、その行動、分布、生活史、系統分類をテーマにした研究課題を遂行することで、生態学、系統分類学、行動学、海洋生物学を学びます。ゼミナールでは、各自の研究データの紹介と関連分野の文献紹介を行っています。就職先は一般企業、教員、公務員とさまざまです。
【先生のプロフィール】
氏名:
和田恵次
出身大学:
東北大学理学部
出身大学院:
京都大学大学院理学研究科
卒業研究のテーマと概要:
学部:蒲生干潟における底生動物の分布と環境要因
大学院:コメツキガニとチゴガニの生息場所利用
職歴など:
1979年 4月 京都大学理学部 助手
1989年 4月 奈良女子大学理学部 助教授
1997年 1月 奈良女子大学理学部 教授
研究室HP:
http://www.nara-wu.ac.jp/bio/pcecol/index.html
【所属学生の人数】
6~10人程度
【ゼミの恒例行事(旅行・実習・調査など)】
1泊2日程度  年 1回
2泊~1週間未満  年 0回
1週間~1か月以内  年 0回
1か月以上  年 0回
【研究室連絡先】
奈良県奈良市北魚屋西町
0742-20-3415
mbazai@cc.nara-wu.ac.jp

先生からのメッセージ

拙著の以下2つをあげておきます。
・『干潟の自然史─砂と泥に生きる動物たち』(和田恵次著)、京都大学学術出版会(2000)
・『海洋ベントスの生態学』(和田恵次責任編集・分担執筆)、東海大学出版会(2003)

(2009年1月現在)