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 アメリカエネルギー省、高効率自動車の研究開発加速のため31プロジェクトに5500万ドルを拠出

発表日:2014.08.14


  アメリカエネルギー省(DOE)は、輸入原油への依存を減らしクリーンエネルギー経済へ移行するための取組みの一環として、自動車の燃料効率改善とコスト削減につながる技術の研究開発を加速する31プロジェクトに5500万ドル超を投資すると発表した。アメリカでは2012年から、2022年までにガソリン車並みの手ごろな価格で利便性も高いプラグイン・ハイブリッド車(PEV)の生産を目指す電気自動車振興策が進められており、短期間で自動車のコスト低下と性能向上が進んでいる。バッテリー技術のコストは2009年より60%以上低下し、PEVの売り上げは増え続けているという。今回の投資先に選定されたプロジェクトのうち19件は、PEV部品のコスト引き下げと性能向上に関連する、新たな高度エネルギー貯蔵材料、半導体、軽量化素材などである。また残る12件は、複式燃料技術、高効率・低コストエンジンの開発、車両効率向上に寄与する潤滑油・塗膜の研究など、乗用車・商用車の燃費効率向上に関連するものとなっている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 燃費 | 電気自動車 | アメリカエネルギー省 | DOE | 自動車 | 高効率 | プラグイン・ハイブリッド車 | PEV
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