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 世界中の企業114社、科学的知見に基づく意欲的な温室効果ガス排出削減目標を設定すると表明

発表日:2015.12.08


  世界資源研究所(WRI)は、「科学に基づく目標」イニシアティブに世界中の企業114社が参加し、温暖化を2℃未満に抑えるため、科学的知見に基づく温室効果ガス排出削減目標の設定に取り組むことを発表した。同イニシアティブでは、WRIなどが企業の目標設定を支援し、厳格な基準を満たした目標のみ認定する。参加企業のうち、コカ・コーラ・エンタープライズ、デル、エネル、ゼネラル・ミルズ、ケロッグ、NRGエナジー、プロクター・アンド・ギャンブル、ソニー、タリスなど10社の目標が既に承認されており、目標期間を通じてCO2を計7億9900万トン削減できると見込まれている。今回、2015年末までに100社参加というイニシアティブ起ち上げ時の目標が達成され、参加を表明する企業はさらに増えているという。WRIは、こうした参加企業の増加は、意欲的な目標設定が最良の利益と優れた企業戦略につながるという企業の認識を示すものだとしている。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 地球温暖化 | 温室効果ガス | 世界資源研究所 | WRI | 企業 | 排出削減 | 削減目標 | イニシアティブ
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