起業家ボイヤン・スラット氏、太平洋ゴミベルトのプラスチックごみ回収計画を始動

発表日:2018.09.08

オランダの若き起業家ボイヤン・スラット氏と「オーシャン・クリーンアップ」チームは、世界最大規模の海洋プラスチックごみ集積地帯「太平洋ゴミベルト」のごみ回収計画を開始した。長さ600メートルのU字型の海上浮遊装置に水深3メートルのスクリーン状の囲いを取り付けたシステムが、海流に乗って漂いながらプラスチックごみをかき集める。2018年9月8日、システム001は数百人の後援者らが見つめる中、サンフランシスコ湾を出航した。まず、3~5日かけて約250海里離れた試験地点に移動し、約2週間の運用試験を実施する。その後、2~3週間かけてさらに1000海里を移動し、太平洋ゴミベルトでの運用を開始する。今後5年間で60システムを設置し、太平洋ゴミベルトのプラスチックごみの50%を回収できるという。現在24歳のボイヤン・スラット氏は、6年前に初めてこの計画を発表し、世界を驚かせた。2014年には国連環境計画(UNEP)のチャンピオン・オブ・ザ・アース賞を受賞し、その後4年間の研究と調整を経ての挑戦となる。

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