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 中国生態環境部、国際オゾン層保護デー記念大会を共催

発表日:2018.09.19


  中国生態環境部(MEE)は2018年9月17日、国連環境計画(UNEP)と共に北京で国際オゾン層保護デーを記念する大会を開催し、これまでの中国のオゾン層保護の取組を報告した。MEEによると、中国はモントリオール議定書の実施に意欲的に取り組んでおり、あらゆる実証済の措置を導入することでオゾン層保護のための世界の環境ガバナンスに貢献してきた。例えば、中国はオゾン層保護に関する全国主導グループを立ち上げた。また、オゾン層破壊物質(ODS)の輸出入規制局を設置し、ODSの生産、使用、輸出入を管理する行政法規を公布した。ODSの段階的廃止も進め、1000社以上で代替物質を導入、約28万トンのODSを廃止した。これは途上国における段階的廃止の半分に相当する。中国政府はODSの違法な生産と使用に対して厳格な措置を取っており、2018年7月から全国で主要産業におけるODS法令順守検査を実施している。記念大会には、国内外の関連機関から120人以上が出席した。

情報源 中国生態環境部(MEE) プレスリリース
国・地域 中国
機関 中国生態環境部(MEE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 国連環境計画 | モントリオール議定書 | 中国生態環境部 | オゾン層保護 | 国際オゾン層保護デー | オゾン層破壊物質
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