海外ニュース


 アメリカ農務省、クリスマスシーズンの食品ロス削減を呼びかけ

発表日:2018.12.21


  アメリカ農務省(USDA)は、パーティーの機会が増えるクリスマスシーズンを前に、食品を無駄にしないヒントをまとめ、食品ロスの削減を呼びかけた。1)計画:献立を考え材料リストを作り、ストックをチェックしてから買い物に。食品に表示される販売期限(sell by)は、消費期限を意味しない。期限表示の意味はUSDAのサイトで調べられる。2)残り物の利用:残り物がいつ頃まで食べられるかについて、USDAやコーネル大学は、生鮮食品と常温保存可能食品約500品目の保存期間がわかる無料のオンライン・アプリを開発し提供している。3)寄付:食品を集め必要な人々に配布する非営利団体がある。政府は食品の寄付を奨励しており、寄付食品によって損害が発生した場合の寄付者の保護が連邦法により規定されている(善きサマリア人の食品寄付法)。非営利団体への食品寄付は税控除の対象になる。USDAによると、アメリカだけでも食品供給の30~40%が無駄になっており、平均的世帯がこれに費やす金額は毎年1500ドルに上るという。

情報源 アメリカ農務省(USDA) プレスリリース アメリカ食品廃棄物チャレンジ 回収と寄付
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ農務省(USDA)
分野 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード アメリカ | アメリカ農務省 | コーネル大学 | 食品ロス | クリスマスシーズン | 生鮮食品 | 常温保存可能食品
関連ニュース

関連する環境技術