フィンランド環境研究所(SYKE)はフィンランドの栄養勧告について、栄養の観点だけでなく、野菜、豆類、魚の割合を増やすことで持続可能性を考慮に入れていくべきだと指摘した。フィンランドの栄養勧告の基になっている北欧栄養勧告は現在、次の改訂に向けて見直しが進められているが、持続可能性を考慮に入れることが方針として打ち出されている。この動きに対応してフィンランドの栄養勧告も、環境への影響を考慮に入れて見直しを行うべきだと同研究所は表明した。環境的に持続可能な食事は、現在よりも多くの野菜や魚を含むことになり、それに伴って牛肉、豚肉、乳製品などの家畜動物に由来する製品は少なくなる。環境面と栄養面の両方の観点からは、野菜、特に豆類をもっと利用することが推奨される。現在、自治体や食品サービス業は、環境に配慮した食品の調達において、それらを導く明確な基準を欠いているため、これらの取り組みにより、責任ある供給源から食品を調達するのに役立つことになる。
情報源 | フィンランド環境研究所(SYKE)プレスリリース |
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国・地域 | フィンランド |
機関 | フィンランド環境研究所(SYKE) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | 持続可能性 | フィンランド | フィンランド環境研究所 | 野菜 | 環境面 | 魚 | 栄養勧告 | 北欧栄養勧告 | 家畜動物 | 栄養面 |
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