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 フィンランド環境研究所、バレンツ地域の汚染削減のための国際協力の継続で合意したと報告

発表日:2021.04.06


  フィンランド環境研究所(SYKE)は、フィンランド、ノルウェー、ロシア、スウェーデンのバレンツ地域周辺4か国の外務大臣が参加した会議で、同地域における環境問題が高い優先順位にあることを確認したと報告した。2010年以降、同地域のロシア側に位置する大規模な汚染箇所の排除に向けて4か国は成果をあげてきた。現在、廃棄物の分別、再利用、リサイクルをロシアに導入することにより、バレンツ地域の自然に悪影響を与える廃棄物投棄を最小限に抑えようとするための活動が、優先分野として取り組まれている。2019~2020年には、ロシア連邦内の2つの共和国の汚染箇所で汚水・廃水処理設備の近代化を行い、水質汚染が改善し、汚染箇所のリストから除外することが出来た。もうひとつの重要な課題は鉱山や冶金に伴う汚染の削減で、廃水処理施設の近代化が進められている。

情報源 フィンランド環境研究所(SYKE)プレスリリース
国・地域 EU
機関 フィンランド環境研究所(SYKE)
分野 ごみ・リサイクル 水・土壌環境
キーワード リサイクル | ロシア | 廃水処理 | 再利用 | 分別 | 汚水 | 廃棄物投棄 | フィンランド環境研究所 | バレンツ地域
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